任意整理とブラックリストについて

 

多重債務問題について調べていると、「ブラックリストに載ってしまい新しい借入ができなくなってしまう」といった内容を目にします。ここでいうブラックリストというのは実は俗称で、こういったリストは世の中には存在しません。
実際には信用情報機関への事故情報の登録のことを言います。これをわかりやすい言葉でブラックリストに載るといった表現をしているのです。
今回は、そんな信用情報と任意整理の関わり合いについて理解を深めていきましょう。

・そもそも信用情報機関ってなに?
信用情報機関というのは、個人の信用情報を「収集・提供・管理」することによって、消費者金融と個人間の健全な取引を支えている機関のことをいいます。クレジットカードなどを作成する際は、どこの金融機関でも審査を取り行うのは当たり前ですが、このとき行われる審査というのは、信用情報機関への情報照会も含まれています。
ほとんどの金融機関で審査の際に利用されているのが信用情報機関なのです。

任意整理は事故情報になってしまう
実は、お金を借りたことがある人なら誰もが信用情報機関に名前が登録されています。ただし、この時点ではいわゆるブラック状態とはなっていません。あくまでも事故情報が掲載された場合に、新たな借入ができなくなってしまう可能性が出てくるのです。
任意整理手続きをすると、「支払い遅延」や「弁護士介入」といった情報が信用情報機関に載ることになります。これらが上述した事故情報に該当しているというわけです。

・いつになったら消えるの?
とはいえ、事故情報はいつまでも載っているわけではありません。一般には5年~7年程度で末梢されるといわれています。ただし、信用情報機関が末梢時期を明確に公表しているわけではありませんので(一部公表している機関もあります)、必ず末梢されるといった保証はありません。
どうしても心配だという方は、信用情報機関への照会をしてみるのもいいかもしれません。千円程度の手数料はかかってしまいますが、自身の信用情報を確認することができます。


高い査定でも不動産売却は慎重に

 

不動産を売却するのなら、高く売りたいと思うのは当然です。
ですが、高く売りたい思っている方に注意していただきたいことがあります。
例えば、仲介業者に査定してもらった時、1社だけ非常に高い価格をつけてきたとしたらどうでしょう。
1社だけ400万円や500万円といった他社より飛び抜けた価格を提示した場合、そのような仲介業者には注意しなければなりません。
もともとその地域の相場というものは、仲介業者によってそれほど違うことはありません。
それが、1社だけ跳び抜けた価格を提示しているということは、仲介依頼を受けたいために提示していることがあります。
当然のことですが、査定額が高かったとしても、その価格で売却できるわけではありません。
仲介業者の提示した価格と、実際の成約価格とは違うのが常識です。
不動産を売りたいと思われたなら、そのような高い提示額に釣られるのではなく、ちゃんと売却をサポートしてくれる信頼できる仲介業者を選びましょう。